インフルエンザ予防接種のススメ

健保はどうして予防接種や健診を勧めるの?

健保組合は、皆さま(被保険者)と皆さまがお勤めの会社(事業主)からの保険料をもとに、皆さまへの医療費給付のほかに、皆さまの健康増進・維持のため、特定保健指導や各種健診(検診)の補助、たばこ対策、予防接種補助などといった独自の事業(保健事業)に取り組んでいます。ぜひ、健保組合の保健事業を積極的に活用して、皆さまご自身の健康づくりにお役立てください。

インフルエンザワクチン接種すると、どうなるの?効くの?

インフルエンザにかかる時は、インフルエンザウイルスが口や鼻、眼の粘膜から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、現行のワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。ご自身の感染対策(ワクチン接種の他、うがい、手洗い、消毒、睡眠休養、栄養摂取)が大切です。
体内のウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。
現在国内で用いられている不活化のインフルエンザワクチンは、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、麻しんや風しんワクチンで認められているような「高い発病予防効果」を期待することはできません。
発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳炎等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。
インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することであり、一定の効果があるとされています。

予防接種は受けなきゃいけないの?

インフルエンザにかかると、ご自身に健康被害があるほか、感染拡大予防のため様々な制約を受けることになります。例えば職場や学校などです。復帰するには一定の期間が必要で、ご自身の発病で周囲に影響を及ぼしかねません。ご自身の健康と周りの方のためにも接種が望ましいと考えられます。
副反応が気になる方や乳幼児などは、かかりつけ医の指示に従ってください。

毎年、接種しないといけないの?

製造されるインフルエンザワクチンは、その年の季節に流行すると予測されたものです。毎年、接種しましょう。また接種する時期については、接種したワクチンに予防効果が表れるまでに2~3週間必要といわれ、予防効果は約5か月とされています。流行が12月からとすると、11月までに接種することが望ましいでしょう。