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【食生活】少しの工夫で健康度をアップ♪
健康的に見えるその組み合わせ、本当に健康?<コンビニランチ比較!>


健保ニュースでお伝えした通り、バランスの良い選び方はAです!
「春雨スープ」「野菜ジュース」は体に良さそうなのに、なぜBはバランスが良くないのでしょうか。
バランスが良くなる3つ
①【黄:主食】=体のエネルギーになる

ご飯、パン、めん類、小麦製品、果物、いも類など
②【赤:主菜】*血や肉になり体をつくる

肉、魚介類、卵、大豆製品、乳製品
③【緑:副菜】*体の調子をととのえる

野菜全般(いも類などを除く)、きのこ類、海藻類、こんにゃく
Bの商品を3つへグループ分けしてみましょう。
春雨は「じゃがいもデンプン」が主原料です。芋類は【黄】です。
果汁入りの野菜ジュースは、野菜汁・果汁がおおよそ半々の構成で製造されていることが多いので、野菜汁【緑】、果汁【黄】の両方へ分けることができます。おにぎり2種も【黄】です。
このように考えると、Bは【黄】に偏っており、「バランスよく食べる」という点では、Aに劣ります。
でも、Bをバランスよくするためには、おにぎり1個を他の商品へ変えるだけでOKです!
残念!
正解!
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正解!
おすすめは、Bのパスタランチです。
ラーメン・チャーハンセットは【黄】に偏ってしまいます。餃子は肉や野菜も食べられますが、皮は【黄】を含みます。
健康度アップのコツ
ランチを選ぶ時は1回の食事で 【黄】はひとつにすること が重要です。ランチセットは【黄】が多い組み合わせになっています。「麺類&ご飯もの」「パスタ&パン」などです。
さらに、外食は塩分が多い傾向にあるので、以下の塩分を控えるコツも参考にしてください。
- 麺類のスープは残す
- 汁物・スープ、漬物類は残す
- ソースや醤油、ドレッシングの量は減らす
- 注文時に「量を減らしてください」と依頼するのもいいですね!
さらに、中華ランチ・パスタランチの注意点を確認しましょう!
- 中華ランチ
中華料理は油の量は多いですが、選び方に注意をすれば野菜をたっぷり食べることができます。お得なランチセットはボリュームも多いので、グッと我慢して単品で注文する勇気を持ちましょう。
麺類は、ちゃんぽん麺やタンメンなどの野菜が多いものを選んだり、トッピングを活用しましょう。餃子を一緒に食べたい時は、半人前にしておきましょう。 - パスタランチ
サラダがセットになっていることが多いイタリアン。パスタは肉・魚介類・卵を使ったメニューを選びましょう。野菜が入っていれば更にいいですね!
オイルベース、トマトベース、クリームベース、和風ベースなどバリエーションは豊富です。それぞれに一長一短があるので、日替わりで種類を変えることもをおすすめします!
原案・監修
NPO法人 LET’S食の絆
管理栄養士 植村 瑠美 氏
NPO法人 LET’S食の絆
管理栄養士 植村 瑠美 氏